※この記事はマコなり社長のYouTubeチャンネル「マコなり社長」の「あなたの仕事がつまらない理由」を参考にしております。
マコなり社長がオススメしている本は、やはり素晴らしい本ばかりです。
いろんな本に影響を受けて今のマコなり社長があるといっても過言ではありません。
そんなマコなり社長のオススメ本が気になりますよね。
今回はその中でも、マコなり社長が「経営者になってから1番のオススメ本」と言っている本、ファーストリテイリングの社長、柳井社長が書いた「経営者になるためのノート」です。
これ、経営者以外の人にも是非読んでほしい内容になっています。
マネージャーから新入社員まで誰が読んでも役立ちます。
この本は、実際に今もファーストリテイリングの社内で店長、執行役員の教育用に使っているそうです。
これまでは、この本に1つ1つのノートにシリアルナンバーを付けて、完全社外秘にしていたものです。
それがなんと今は誰でも購入できるようになっています。
経営者レベルの極めて高い水準で仕事をするために、どんな考え方を持てばいいのかが、すべて書かれています。
マコなり社長も何回も読み直している本なんだとか。
しかし、それでいて、内容がめちゃくちゃわかりやすいのです。
「経営者になるためのノート」の内容をPick Up!!
【第一章】変革する力、「厳しい要求、質問をしないと現場の仕事は『作業』になる」
「普通に雇われて、普通に働いている人は顧客の創造の概念そのものがありません」
顧客の創造とは「お客様の立場に立ってお客様が求める価値を生み出す」ということです。
また、経営学者ピーター・ドラッガーが「企業の目的とは『顧客の創造』である」というくらい顧客の創造は重要視されているものです。
普通の人は、言われたこと・指示されたことを的確に行うことが仕事だと考えています。
そして、現場に近い人間ほど、視野が狭くなるものです。
みんな目の前のことでいっぱいになってしまうのです。
この視野を広げる役目が上司にあるということです。
これを柳井社長は、上司という立場の人間は、現場で働いている人に対して、「お客様の立場に立って、何ができるか」と質問を投げかけよと言っています。
「お客様はどう感じると思う?」
「それで次はどうすべきだと思う?」
といったように現場で働いている社員に対して質問をするのです。
今では超有名になった「ヒートテック」も、こういった問いかけから生まれと、話しています。
この問いかけによるメリットをまとめてみました。
・ただの作業にならないので、仕事が楽しく感じる
・新しい発想も生まれにくい
・部下のモチベーションが上がる
上司によって、部下のモチベーションは左右されるといわれています。
部下のモチベーションを上げ、信頼されるためには、2つのポイントがあります。
●厳しい要求をして考えさせるなら、「君ならできる」と応援すること
●最終的な責任はすべて上司が取る覚悟を持つこと
※「経営者になるためのノート」より引用
マコなり社長おすすめの2つのアクションプラン
部下がいる上司向けのアクションプラン
- 部下に、厳しい要求をする
- 部下が何かに挑戦し、その結果に関してはすべて責任を取る
最近は優しすぎる上司が多いです。部下に嫌われるのを恐れすぎです。
優しすぎて、厳しい要求ができない方が部下に嫌われます。
適度なプレッシャー・適度な危機感は必ず必要です。
そして、部下が挑戦したことに対して文句をいう上司は本当に最悪です。
もし、失敗しても、一緒に反省するようにしましょう。
部下がいない向けのアクションプラン
- 「物分かりが良すぎる」上司に厳しい要求を求める
- ダメな上司なら環境を変えてしまう
上司と面談する時間を取ってもらい、言い方を気を付けて、「高いレベルを要求してほしい」と伝えましょう。
部下は上司を選べないです。
- いつも高圧的、感情的な態度を取ってくる
- 上司なのに、単純に仕事のレベルが低い
- 一切気にかけてくれない放置主義の上司
こんな上司はダメ上司です。
自分から働きかけてもダメそうであれば、移動をお願いするか、転職をしても良いでしょう。
まじめな人ほど、そんな上司の下で我慢して働きます。そこで精神的負担で病んでしまう人も少なくありません。
その人を上司にする会社がそもそもまずいので、転職してしまった方が良いかもしれません。
まとめ
上司という立場の人へ
上司という立場の人間は、現場で働いている人に対して、「お客様の立場に立って、何ができるか」と質問を投げかけましょう。
部下に厳しい要求をすることを意識し、部下が挑戦して失敗したことに関してはすべて責任を取りましょう。
まだ部下がいない人へ
自分の上司にもっとレベルの高い要求をしてほしいと頼んでみましょう。
もし、今本当にダメ上司の元で働いているのであれば、転職を考えましょう。
↓今回マコなり社長が動画で紹介していた本です。